船外機のパイオニア
1956年10月、日本初の量産機として歴史を刻み始めた“トーハツ船外機”。船外機のパイオニアとして日本の漁業や水上運送の発展に大きく貢献。その高い機動性と信頼性が認められ、国内をはじめ世界100ヶ国以上で使用されております。また、警察や消防に採用され水上パトロールや防災救助活動といった皆様の安心安全のためにも活用されております。
地球レベルでの環境問題
船外機は海、河川、湖と共にあります。豊かな体験と自然を愛しむ喜びをもたらしてくれるこの美しい地球を後世に残していくというトーハツの強い信念がトーハツ船外機に新たな革新をもたらしております。
「クリーン&エコノミー」で定評のある4ストローク船外機は、トーハツがこれまで培ってきたノウハウを惜しむことなく注ぎ込むことで、EPA(米国環境保護庁)やCARB 3スター(カリフォルニア州大気資源局)・(一社)日本マリン事業協会自主規制の定める2011年排気ガス規制をクリア。また、主な光化学スモッグの発生源となる炭化水素(HC)値を大幅に削減しております。
豊かなマリンライフを見据えて
当社は1990(平成2)年、フィッシング用ボートの製造を始めました。1993(平成5)年、トーハツフィッシングボートの原点と言えるTFシリーズを発売し、その後和船タイプであるTFWシリーズ(25~17フィート)を加えてレジャーユースからプロユースまで、幅広いニーズに応えてきました。
現在では2019年4月発売のベストセラーフィッシングボートTF-23Xα/X、TFWシリーズ(25~17フィート)をラインナップし、多くのお客様にご愛顧頂いております。
FRP船リサイクルシステム自主取組み
社団法人 (一社)日本マリン事業協会が2005年11月より開始した「FRP船リサイクルシステム」に参加しております。
- リサイクルのしくみ
*FRP船リサイクルシステムは(一社)日本マリン事業協会の中にFRP船リサイクルセンタ-が設けられ実施主体となり委託先の指定引取り場所に収集された廃 FRP船を粗解体した後、FRP破材として中間処理場に運搬し、破砕、選別を行い、最終的にセメント焼成することによりリサイクル(マテリル・サ-マルリサイクル)を行うものであります。
- リサイクル対象地域
*2005年11月運用開始時は対象地域、西瀬戸内、北部九州地区(岡山、広島、山口、香川、愛媛、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本の10県)に限定してリサイクルを実施
「ボートを、もっと素敵に楽しむために。」
2017年ブランディング施策 “Feel the Wind™” をスタートいたしました。
この言葉には、製品を通じてより素敵な体験を世界中の人たちにお届けする私たちの情熱が込められております。新たなロゴは世界中の海を駆け巡るミサゴをイメージしてデザインされており、海をモチーフにしたサークルから飛び出す海鷹の両翼は、常識にとらわれず行動するトーハツのチャレンジ精神を表しております。
すべてのボートユーザーに最高の体験をお届けするために、シンプルで使いやすく、そして際立った品質の船外機をつくる。それがトーハツの技術思想「SIMPLIQ™ TECHNOLOGY」。SIMPLIQ™はSIMPLICITY、INTERFACE、QUALITYの3つの言葉による造語です。決して妥協を許さない技術革新の継続により、常に「SIMPLIQ™ TECHNOLOGY」を進化させていきます。