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財務部/M.O.(2022年入社)

INTERVIEW

担当している仕事内容

財務部 M.O.(2022年入社)

私の普段の業務としては、主に仕訳入力を行っています。システムに入力する際は、書類に必要事項が記載されているか等ミスが無いように細かく確認することを意識しています。
月末になると入力する仕訳の数も増えていきます。適切な勘定科目への振替等も行いながら、毎月の数字を固めていきます。
月初は確定した数字を元に月次資料を作成します。こちらは経営陣の会議でも使用され、経営方針を決める上でも重要な材料となる為、スピードと正確性に気を付けながら作業をしています。
また私は工場の費用の支払一覧表も作成しています。システムに入力された買掛金・未払金を、振込や電子記録債権、手形といった支払方法も確認しながら集計します。
決算になると、月次資料とは別に決算資料や開示資料も作成します。また年に一度の予算作成では、各部署の要望や実績の数字を元に、売上や費用の予算表を作成していきます。

デスクワークの多い経理ですが、駒ヶ根工場や関係会社に行くこともあります。
年2回行われる実地棚卸では会計士と共に工場に行き、棚卸が正しく行われているか実際に現場を目で見ながら確認を行います。
時には子会社であるTAC(Tohatsu America Corporation)の監査に同行し、アメリカに行くこともあります。
数字を通して会社全体をとらえることができる点や、仕訳や資料作成、監査など、幅広い業務に携わる中で、スキルアップすることができる点が魅力に感じています。

印象に残っているエピソード

会計士監査に同行して工場や子会社、関係会社に行ったことが印象に残っています。
駒ヶ根工場の棚卸では、棚卸が適切に行われているか現場を目で見ながら確認するので、いつもシステム上で名前だけ見ている部品や製品がどんな形をしているのかを知ることができました。
また入社して一年経つ頃、子会社であるTACの監査でアメリカに行きました。
資料は英語で書かれている為、監査に行く前には勘定科目の意味を調べながら過去の財務諸表を読み込みました。
現地では在庫が置かれた倉庫も確認し、数字で聞く在庫数とは実際どの程度多いのか感覚を掴むことができたと思います。
会計士と現地社員とのヒアリングに同席した際は、売上認識基準や在庫管理等の処理についてTACはどのように行っているのか、一般的にはどう処理するのが適切なのかを聞き大変勉強になりました。
さらに船等を製造する関係会社に行った際も、作業現場や使用する材料等を見ることができました。

普段はデータを通して物事を見ることが多いですが、実際に現地に赴くことで、どんな人たちが働いているのか、どんな部品を使って製品が作られているか、どのように会計処理を行っているのかを目で見て体感することができました。

トーハツを選んだ理由

自社で作った製品を実際に目にすることができた方が、自分のモチベーションにも繋がると考え、情報やサービスではなく、目に見えるモノを作っている企業で働きたいと思っていました。
トーハツで製造している消防ポンプは、有事の際には災害対応や人命救助に大いに活躍する、社会貢献性の高い製品です。
人々の命を助けるものを作っている、そういう企業で自分は働いているのだ、と誇りを持って働ける点に魅力を感じ、トーハツに入社を決めました。
また、座談会という形で実際に働いている方とお話する機会を設けていただいたことも、トーハツで働くイメージを持つことができ、人に寄り添ってくれていると感じることができたので決め手の一つになりました。

学生の皆さんへ一言

就職活動では限られた時間の中で企業の情報を収集したり自己分析したり、目まぐるしく大変な時期かと思います。
自分はどの業種に興味があるのか、どの職種で働くのが向いているのか、はっきりとしたイメージを掴むのは難しいかもしれません。
そんな時は、これだけは譲れないというポイントを些細なことでもいいので考えてみてください。少しずつですが、「こういうことは好きだが、こういうことにはあまり興味がない」といった風に自分というものが見えてくると思います。
また実際に会社説明会や面接を受けることで、その企業が自分に合うかどうか雰囲気を掴むこともできると思います。たくさんの企業を見ることのできる貴重な機会ですので、ぜひ積極的にトライしてみてください。
ですが、あまり頑張りすぎず適度に肩の力を抜くことも大切です。自分を過度に着飾らずナチュラルな姿勢でいることで、企業とのミスマッチや働き出してからギャップを感じることも防げるかと思います。

これまでのキャリア

1年目:本社経理、固定資産業務補助担当
2年目:工場経理、開示資料作成補助を担当

※登場する社員の部署およびインタビュー内容は、取材当時のものです。

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