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船外機を正しく選ぶ・使う

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スタータロープ

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さて、いよいよエンジン始動です。 始動用のリコイルスタータは機構上すぐれものなのですが、ちょっとか弱いところがあります。したがって、スタータロープを引く際に気配りします。 スタータハンドルを引っかかりの感じる所までゆっくり引き、重くなった所から一気に力強く引きます(図8)。 エンジン始動までリコイリングを操り返しますが、10回程度引いても始動しない時は何か原因があるはずです。 例えば、前述の燃料飲み過ぎが考えられます。この「適切な混合気」の他に、「確実な圧縮」と「強い火花」を加えた3つが始動のための条件です。したがって、圧縮漏れがあっても、火花が弱かったり出なかったりしても始動しません。

よく見受けられる悪い引き方は、スタータハンドルをガーンと最初から一気に引っ張ることです。この場合リコイルスタータ部品に大きな衝撃が加わり、部品の寿命を著しく縮めます。 陸がけはやらない。 安心を得るために、ボートを水上に浮かべる前にエンジン音を聞いてみたいものです、しかし、この水無し運転はエンジンの焼き付けという致命傷を引き起こします。 エンジンの冷却水系のポンプインペラはゴム製であり、水がない条件下での運転すると、即、インペラの異常発熱による損傷が発生します。出港時には冷却水が出ていたとしても、運転するにつれインペラのダメージが進行し、エンジンのオーバヒート、焼き付けとなるわけです。


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