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プロペラの話

ベストマッチングなプロペラの選択方法・メンテナンス等について、ご案内します。

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プロペラの話(4)

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前回に引き続きプロペラのマッチングについて説明します。前回の説明で船外機が正しく取り付けられたら次にはプロペラの選択も行います。 船外機には、通常スタンダード・プロペラがついてきます。これはその船外機が数種類あるプロペラのうち、最も多く使用されるプロペラを選んだものです。船外機には、全開推奨回転域が決められています。この回転域がその船外機にとって最も効率よく運転できる領域です。図の例では4500~5500rpmが全開推奨回転域となっていて、この回転域が最もスピードが出て、航走燃費率も少ないことになります。この回転域を超えるとオーバーレボ(過回転)域に入ってしまいます。この回転域ではピストン、ベアリング等の運動が速すぎて、摩擦が多くなるのでエンジンの出力は低下し、燃料消費量も過大となり、著しい場合はエンジンの焼付きに至るなど、エンジンの寿命を極めて短くしてしまいます。エンジンが高回転だと、錯覚より船速が出ると思われがちですが、実際にはエンジンの出力が低下しているのでスピードダウンしてしまうのです。また、適正なプロペラ回転速度を超えるのでキャビテーションを起こしやすく、これによってもスピードダウンとなります。

逆に推奨回転域より低い場合はオーバーロード域となり、本来の船外機の持っている出力を生かせないばかりか、冷却水ポンプの回転が低いため十分な水がエンジンに送られずオーバーヒートの危険が発生します。また、オーバーロードなので船外機の各部に異常な力が加わる可能性もあり、船外機の寿命を短くしてしまいます。 以上説明してきたように、船外機それぞれの推奨回転域を守ることが船外機を効率よく使用でき、寿命も長く保つことになります。


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