BSI:sup消防ポンプの話3

止水弁の役割

消防ポンプの話(3)

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止水弁の役割

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ここではタービンポンプ氏と、真空ポンプさんの媒酌人であります止水弁さん・逆止弁さんのご紹介をさせていただきます。前置きが長くなりましたが本題に入らさせていただきます。

1. 役割

止水弁はポンプ本体と真空ポンプ間の通路にあり、吸水時この通路を自動的に開閉させる働きをします。また逆止弁は、吸水後真空パイプ内にある残水を排出する働きと、放水時またはポンプ停止時に真空ポンプ側から空気が逆流しポンプ内の水が落水するのを防ぎます。

2. 構造と作動原理

 〔吸水時〕
(1) 真空ポンプが作動すると、まず真空ポンプ内が負圧となります。
(2) 逆止弁Aが吸い上げられ、排水通路が閉となります。
(3) つづいて逆止弁Bが吸い上げられ、ストッパーに当たり止水弁への通路が開きます。
(4) 止水弁ダイヤフラムが負圧により内側に変形し、これに固定されているスピンドルが止水弁と共に下がります。
(5) 止水弁が開きタービンポンプおよび吸管内の空気を抜き、水を吸い上げます。

 〔吸水完了時〕
(1) 吸水が完了すると止水弁は、水圧(一定圧力以上)により押し上げられ閉となります。
(2) 吸水レバーを戻し真空ポンプを止めると逆止弁内の負圧がなくなり、逆止弁Aは自重で下に落ち、排水通路が開き真空パイプ内に入った水を排出します。
(3) 逆止弁Bも着座し、真空ポンプとポンプ本体の通路を閉鎖し落水を防止します。

〔利点〕
1. 吸水レバーが軽い。
2. 吸水完了後、吸水レバーから手を離すと自動的に真空ポンプの駆動が切れるため、 操作が簡単である。
3. 吸水完了後、止水弁はある一定圧以上の水圧により押し上げられて閉状態となるため、余分の水・ 土砂等が真空ポンプ内に入らず、真空ポンプの保護をする。

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